【 第9回定期演奏会 コメント 】 <客演指揮者 松井先生のコメント> <定演を振り返って> 先ず、皆さんにお詫びを申し上げたいと思います。というのは、前日 練習は9時30分迄だと思い込んでいた為に、前日に全曲を通せない という不安を与えてしまった事を、この紙面をお借りして 「どうも失礼致しました、ごめん」 (1)今回も皆さんの努力の証しが会場で響いていましたね。 具体的に言うならばホビットの「39」のTrpや「131」〜木管は 早々にまとまったし(安定感と流れがスムーズ)また、出来る様にな ってから乱れる事や不安定になる事が無かったのが良かった。どちら とも大切なのはテーマだと言う事です。先ず、基準の形であるテーマ が決まらなければ、発展・展開されにくですよねっ。 今後の曲では、もっと決まりにくい音形のテーマに出会う事があるで しょうが、今回は、キャンディード序曲ですかね... ちょっと難しそうですが、皆さんの力であれば、今回もきっとクリア ーでき、躍動感のあるテーマを提示してくれそうですね。 (2)パートのまとまり度にバラツキがあった 今回、一番のまとまりと成果を出してきたのはClだったと感じました。 パチパチ。 個々の責任感と毎回練習のたびに上達し、自分達ですべき事が良く理 解されているチームだなと感心しました。 (3)逆にまとまりにくかった点 音楽を軽快に演奏するのって難しいし、軽やかに楽しそうにというの を聴かせる(伝える)のは更に難しいですよね。 特に感じたのは海の上のピアニストの「F」〜ですね。最初の頃は、 この世のものじゃないって位すさまじく重かったし、見事にバラけて ましたよねっ。曲の要求が少し高度な事も有りましたが... しか〜し後半は余裕は見られなかったけれども、何とか乗り切りまし たね。 皆さん、もっとスタッカートの練習を積みましょう。アタックが時々 雑になるし、早いテンポの曲だと更に、ムラが出てきたり、キレが悪 くなる。キレを良くしようとすると逆に堅くなりすぎたりするので... Perc.はR.L.での音量・キレに差が出ない様に心掛けましょう。 (4)全体で感じたこと テンポのズレや、間の取り方は以前に比べるとアバウトさは、かなり 減少されたと思うのですが、私は、やはりperc全体が後ろから常にリ ードする形を取ってゆけば、広い会場でも皆に均等に伝わりやすいし、 特に残響が多い会場では、ズレにくくなると思うのですが... A. ◎_◎_◎ /○ ○ ○\ /○ ○ ○ ○\ /○ ○ ○ ○ ○\ /○ ○ [_] ○ ○\ ◎Perc. B. __◎__ ◎/○ ○ ○\ ◎/○ ○ ○ ○\ /○ ○ ○ ○ ○\ /○ ○ [_] ○ ○\ C. _____ ◎/○ ○ ○\ ◎/○ ○ ○ ○\ ◎/○ ○ ○ ○ ○\ /○ ○ [_] ○ ○\ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ さらって自信がついた時には、本番では必ず喜びへとなります。 次の演奏にはガンガン余裕をかましてほしいと「たなばた」に願い を込めて...。 以上 (番外)本郷さんのハジけた金髪がステキだった! <定演企画委員長 本郷さんのコメント> 第9回定期演奏会、みなさんお疲れさまでした。 特に、スタッフとして支えてくださった方々、そして、 エキストラとして、盛り上げてくれたみなさま、 本当にありがとうございました。 そして、団員のみなさま、ありがとうございました。 本番では、ハウリングが起こってしまったり、 気分が悪くなって倒れたお客さんが発生したりと 色々とハプニングがありましたが、スタッフの方の臨機応変な対応で 全般的には大成功だったと思っています。 今までで最高の500名弱(お子さんを含めたら500名を 超えていたでしょう)のお客さんが入ってくれました。 例年になく、早くポスターとチラシを完成させたことと、 みなさんの活動のお蔭だったと思います。 会場であるアプリコに慣れてきたこともあるでしょうが、 毎年、演奏の質も向上しているように思います。 アンケートでもそのような声が聞かれます。 次回は、第10回です。 「第9回」の次は黙っていても「第10回」ですが、 なんだか特別な気もします。 次回の曲目もかなりの部分決まりました。 準備は整っています。 第10回定期演奏会企画委員長は、柳さんにお願いしています。 いずれにせよ、みんなで盛り上げていきましょう! <コンサートマスター 角田さんのコメント> 皆様、定演お疲れさまでした。 実はこのコメントを書いている時点で定演からもう1ヶ月以上たって いるので、皆様もいまさら、という感じになってしまいますね。 今回良かったのは、はじめて500人という大きな数字に届いたこと ですね。過去2年ほどは、わざわざ高いお金を払って「アプリコ」という 大きなホールにした意味が本当にあったんかいな、といった閑散とした 状況(;_;)でしたが、今回はその状況を払拭しましたね。 私は、お客様が多い今回はやはりとっても楽しかったです。 皆さんはいかがでしたか? ^^^^^^^^^^^^^^^^^^ じゃあ、どうしてお客様が多かったか? まずは、印刷担当が、出来のよいチラシを作ってくれて、しかもそれを早く から的確に配布できたことが大きいですね。 でもそれに加えて、皆さんが全体として演奏が上達しました。それで来て くださる方も少しずつですが増えてきたように思います。 次の大きな目標は1000人でしょうか? いきなりは難しいですが、徐々に 積み上げていきたいですね。 まずは宣伝をきちんとすること、これは当然のことです(それをやらない とお客様が少ない)が、リピーターをいかに増やすか、も今後さらに お客様を増やしていく鍵でしょう。 TFWOの場合を例にとりますが、彼らは「コンクールでは銅賞の常連」 であった状態から努力して、上の大会に行けるようになった頃にはじめて 1000人のお客様を演奏会に呼ぶことができるようになりました。 皆さんがこれからも精進していけば、自然に固定のお客様(TWEファン!!) が増えていくことでしょう。 皆様は実力が上がったとはいえ、「まだまだこんなものではない」ですよ ね。合奏練習は時間が限られていますし、基礎練習が十分とはいえないの で、皆さんの個々のレベルで自分の実力を上げるための練習(一例として きれいな発音と音程のロングトーン etc.)をどこかでやっていただけると 良いかな、と思います。 個々の実力の向上 → 合奏における個々の演奏のバリエーションの広がり → 優れた合奏、となります。 どんな練習をやったら良いか、わからない場合には、指揮者なり、近くの 上手な人に訊ねてみてください。 さて、第10回に向けてですが、今回はトンデモナイ選曲でして、恐らく かつて「サブメイン」曲であった「たなばた」が一番易しい曲?になって しまっています。 何人かの方には少しハードルが高いかもしれません。大変だと思います。 その大変な、時にはめげそうな気持ちを共有した上で、私も皆さんと一緒 に練習したいと思います。 少しでも充実した演奏ができるように、1歩ずつ努力していきましょう。 <団内指揮者 堀内コメント> 皆さん、定演お疲れさまでした。 まずは、定演開催のために尽力してくれた定演企画委員長の本郷さんを はじめ定演企画委員および運営委員の方々に感謝します。 本当にご苦労さまでした。 今回は、何しろキャッツキルでのソロの失敗(緊張したわけではなく、 指揮をして汗をかいて体内の水分がなくなり、舞台上の乾燥も加わって、 あの時にはすでに口の中がカピカピになってしまってました。唾液がま ったく出ないし。今後はちゃんと対策を練らないと(-_-;)がんばってい た皆さんには本当に申し訳ありませんでした)が自分にとっては一番の ショックでしたので、皆さんにコメントするなんて、とても出来ません。 これでコメントを終わります・・・(-_-)ふう ・・・というわけにもいきませんね(^^; まずは、カエちゃんありがとう。私の「ヤバイよー、ヘルプー!(@o@)」 信号をよくキャッチして繋いでくれましたね(これでしばらくはカエ様 に頭が上がらないことは言うまでもありません(^^;)。ソロの場合には、 その人が絶対に吹き切る、と思い込んではいけません。こういうことも ありますから(特に長いソロの場合には)。トランペットは、パート割 りをする時に、例えば1番主担当と1番アシスト、という形で組んでい ます。まさか自分が助けられるとは思いませんでしたが(^^;、ソリスト が落ちた場合でもすぐ繋げられるよう、アシストの人は常に気を配って 下さい。「心静かに回りを観察出来る目」を養って欲しいということで す(あと、ソリストは時に「ダメだ」と判断する勇気も必要ですね(-_-) ・・・私も一瞬、個人練習を含めたこれまでの膨大な練習量が頭をよぎ りましたが・・・あきらめざるを得ない時もあります(-_-)あーあ)。 他のパートの方々も今回の私の件を教訓にして、そういう意識を持つよ うにして下さい。(ただし、ポップスの立ちソロの場合は難しいですね。 その場合は自力でがんばるしかないかも(^^;) さて、全体の演奏ですが、今回も前回に続き非常に良い演奏でした(^-^) 「産音で2回連続大賞」というのは、本当にまぐれではありませんね。 前回よりも、きれいに響く部分が増えてましたし。それに今回の特徴は、 個人の細かいミスが、同じパートの人たちの演奏のおかげで、目立たな くなってきたということでしょう。個々のレベルが上がってきたことの 現われだと思います。ミスをした人は、次回は他の人に負けないよう、 2倍3倍の努力をして下さいね。そういう個々のレベルの累積がTWE のサウンドになるわけですから。 そうですねぇ、あと、しいて文句を言うのであれば、やはり「縦の線が 合わない場所が結構あったこと」だと思います。まだまだリズムが甘い ですね。テンポキープの甘さというか。打点は、正確には時間の幅がまっ たくない、ほんの一点でしかありません。この一点にどれだけ近づけら れるかが大事なのです。指揮者をよく見て、周りの音をよく聴いて、全 体でぴったりリズムが合うように、これからも努力していきましょう! 縦の線がぴったり合えば、アプリコの残響も何のその、1つ1つの音が クリアに聴こえるようになりますから。 音色、音程、音量バランス、縦の線(リズム)、そういったいろいろな 要素を、より美しく、より正確に、より繊細に表現出来るよう、今後も 個々の努力に期待しまーす!(詳細は前回の第8回定演の堀内コメント を参照して下さい)。第10回定演はさらに素晴らしい演奏を目指しま しょう!TWEはまだまだ伸びるバンドですよ!!! ああ、そうそう、キャッツキルの失敗を挽回すべく(?)、2部の演出 ではかなりやってしまいました(^^;すいません。まあ、お客さんも皆さ んも楽しんでくれたようで何よりです(^-^)。でも、「恥ずかしいから やめてくれ!」「同じバンドメンバーと思われたくない!」、そういっ た意見がありましたら堀内までご一報下さい。そういう意見が多い場合 には、次回より自粛いたしますので・・・(-_-;)(-_-;)(-_-;)しおしお まあ、何はともあれ、楽しいポップス・ステージにしましょうね!(^-^) 「今日はとても楽しい時間をありがとうございました。」アンケートに そういう言葉が書かれてあると、とても嬉しいですし、定演を開催した 甲斐があったなぁ、と思えますよね(^-^)がんばりましょう! (さあて、次回は何をかぶろうかなぁ・・・(^^;またかいっ) 最後に・・・ 最近の不景気のせいだと思いますが、練習参加率がかなり悪いです(-_-) 音楽はメンバー全員で作るものですから、練習に来てくれないと、ハー モニーに穴が空いたり、全体での音量バランスがわからくなったりして しまいます。そして、各メンバーがどれくらい出来ているかがわからな いと、指揮者としてはすごく不安なのです(-_-;)。今回は特にそれを感 じました。合奏で演奏してくれないと、どんなに上手な人でも、指揮者 としては「0%の仕上がり度」と判断せざるを得ないということを忘れ ずに。指揮者を安心させて下さいね(^-^)1回多く来てくれるだけでも 全然違います。忙しいでしょうが、出来るだけ練習に参加してくれるよ う、お願いします。 また、次回定演では松井先生の指揮者としての負担が今回の50%増し (当社比)になってしまいますが、先生の練習回数は今回とほぼ同じで す。つまり、これまで3回の練習でクリアしてきたことを2回でクリア していかなければならない、ということです。何しろデモ演奏を早くしっ かり聴いて曲を理解し、練習のペースを今回以上に上げて、早め早めに 仕上げて下さい。特に仕上がりの遅いパートの皆さん(フルート、トロ ンボーン、ユーホニウム、ホルン等(^^;)、よろしくお願いします。 第10回定演を記念に残る素晴らしい演奏会にしましょう!(^o^)/ 今、TWEは非常に良い方向に向かっていると思います。絶対良い演奏 会になります!がんばりましょう!(^o^)/ 以上