【 第12回定期演奏会 コメント 】 ------------------------------------------------------------------ <常任指揮者 松井先生のコメント> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ------------------------------------------------------------------ <客演指揮者 金子さんのコメント> 第12回定期演奏会、お疲れ様でした。 今回で3回目のTWE定期演奏会での棒振りとなりました。 年々棒振りが楽しくなるといういけない傾向にある自分が ここにいることを強く感じます。 ヤバイヤバイ! 昨年もこのコメントで書きましたが、TWEは個性集団の集まりと言うこ とを非常に強く実感できる本当に良いバンドです。音楽に対する姿勢、 楽器に対する姿勢、演奏に対する姿勢、はたまたバンド活動に対する姿 勢、、、どれをとっても千差万別で個々様々。でもそれが一丸となると とてつもないパワーを発揮する。 すばらしいの一言です。更にこれからは、大切なのは如何にお客さんに 楽しんでもらうか、感動を与えられるかと言うことをもっと意識して、 これからのTWE活動に接して行ってもらいたいと思います さて、演奏に関しては今年は「第六の幸福」を振らせていただいた次第 です。ご存知のようにこの曲は15分を超える大曲。3楽章形式ですが、 全曲を通して幸福のテーマと言われるものが見え隠れする、非常に質の 高い楽曲であり、また編曲もとてもよく出来ているものです。テンポも 特別な指示は無く、本当に自由に演奏できる、いわばその楽団のセンス が問われる曲で、指揮する上でもまた演奏する上でも色々な解釈が出来 る、恐しくもありまたとても楽しい曲であったのではないでしょうか。 様々な解釈で色々なバンドが演奏されていますが、少しでもTWEカラー が出せたかなと思います。個人的にはもっと全体のバランス、特に中音 域楽器がもっと前にでたらアンサンブル的にももっといいものが出来る と思ってます。 一昨年、昨年もこの場で書きましたが、惜しむらくは練習の低参加率で しょうか。特に私は土曜日の練習があまりない分、金曜日の練習に集中 せざるを得ない、でもその金曜日の練習参加率が芳しくない。非常につ らいですが、社会人バンドの宿命なのでしょうか。 今年は演奏会間近で、前回の練習ではffと言ったのに今日はppで吹けっ ていったいどうしたらいいの?、、みたいなご発言もありました。ご尤 なご意見だと思います。 これは練習の参加率に起因した部分もありますが、この「六宿」と言う 曲もそういった発言を抱かせるものだったのではないでしょうか。前述 したようにこの曲はテンポは自由であると同時に、強弱に関してもある 程度自由が任されていると思ってます。あまり譜面上の強弱にとらわれ ずに、感じたままに自由に演奏することが大事です。また譜面上pと あっても、これは会場でまた全体のバランスでpで聞こえて欲しいとい う作曲者、編曲者の意向であって、時にはpの指示であってもffで吹く こともあるということを理解しておいてください。 最後に、バンド全体のまとまりもさることながらお客さんに感動を与え るには個人技の向上がもっと望まれるところです。そのためにも個人練 習に時間を費やし、少しでも個々人が技量アップを目指して、更に一段 上の演奏ができればと思います。 ------------------------------------------------------------------ <コンサートマスター 角田さんのコメント> 皆様、定演お疲れさまでした。 全般的に素敵な演奏会になったかと思います。 新しい方がたくさん入られたということもあってか、以前からのTWEの 持ち味の一つ(と私は常々思っています)である、若々しさとか勢いと いうものが今回は感じられました。 また特に3部は楽しいパフォーマンスもあって、松井先生が全ての注目 を取っていったということはありますが、お客様も非常に満足されたこ とと思います。 次回もさらに素晴らしい成果をあげるようにいたしましょう。 ビデオを見ていて気づいたのですが、たくさん練習した人ほど自信も あって良い演奏が出来ていたように見えました。 また練習がたくさんできた人は、ご自身で演奏していて楽しかったこと と思います。 私はそこそこ練習ができたので、失敗したところもありますが、本番は とても楽しかったです。皆様はいかがでしたか? ということで、本番を楽しく演奏するためには??! # HPに掲載されることを考慮して実名は伏せます。 (1)合奏に可能な限り出て、楽しく練習しましょう 練習した分は本番の満足度に直結します。ビデオが証明しています。 Sさんのパーカッションの動きをビデオで見てみてください。 本当にすごいですよ。 (2)楽譜の中で出来ないところを少しでもできるように、個人練習しま しょう 練習方法がわからない人は、知っている人に聞きましょう。 一見遠回りですが、基礎練習に戻ることで曲が演奏できるようにな ることもあります。 Tbの町娘さん、HrのTさんの昨年4月頃の状況をご存知の方ならば、 本番までにどれだけのびたかわかるはずです。 (3)どうしても練習時間がとれない人は、デモ演奏を何度も聴きながら 譜読みをしましょう。 自分の楽譜を読みこんで、指ポジションを書いたり、間違えそうな ところは音名を書いたり、演奏したいイメージを書き込んだりしま す。 皆さんが参考にするなら、音名記載についてT.Saxの格好良い?人、 とてもカラフルに色分けして工夫されているのはClのHさん (+PercトラのNさん)、 イメージ記述のうまいのはFlチーム(3人ほど)。 産業音楽祭がなくなって、評価されるという場が事実上なくなりました。 これからは皆さんがまわりの人を見てその良いところを吸収しながら、 上手になるように努力できると良いですね。 ------------------------------------------------------------------ <定演実行委員長 斉藤さんのコメント> 皆様、第12回定期演奏会お疲れ様でした。 直前に2名の方が出演できなくなったことは残念でしたが、まずは大き なトラブルもなく演奏会を終えることができました。 これもひとえに、お忙しい中色々対応してくださった定演企画委員の皆 様や、朝早くからスタッフとしてお手伝いいただいた方々、そして団員 及び賛助出演の皆様のお蔭です。本当にありがとうございました。 反面、委員長の私が未熟であるがために、皆様には色々ご迷惑をおかけ したこともあったかと思います。 また今回、選曲に始まり様々な面で制約を設けさせていただきました。 選曲を任せてくださった角田さんや、快くご協力くださった皆様には心 から感謝いたしますが、本来黒子に徹しているべき実行委員長がやや表 に出すぎたきらいはありましたし、中にはそこまで雁字搦めにしなくて もよかった、という部分もあったかもしれません。 その評価は皆様に委ねるほかはありませんが、何にせよ次回以降よりよ い演奏会とするための捨石となってくれればそれに越したことはありま せん。 とはいえ、演奏会は実行委員長一人のものでも、企画委員だけでできる ものでもなく、団員皆で作り上げるものということに変わりはありませ ん。 一人一役という意識を持って臨んで欲しいですし、各自がしっかり自分 の責任を果たしていかなければ演奏会は成り立っていかない、というこ とは認識していただきたいと思います。 ですが仕事に忙殺されて楽団の方に時間がとれない、ということは間々 あるでしょうし、今後益々増えてくるでしょう。そのためにも早めにそ のリスクを共有し、そして担当の分を越えて互いに積極的に協力しあう、 という姿勢がより必要になってくると思います。 そして、私たちの演奏会は内外の様々な方の支えあってのものであり、 大勢のお客様がわざわざ時間を割いて遠方からも足を運んでくださって いる、ということも忘れないようにしたいものです。 次回の実行委員長は、磯貝さんにお引き受けいただきました。皆様のご 協力をよろしくお願いいたします。そして、更に素晴らしい演奏会を作 り上げていけるよう、努力していきましょう。 今回は本当にありがとうございました。 ------------------------------------------------------------------ <団内指揮者 堀内コメント> 皆さん、第12回定演、お疲れさまでした! 入場者数1000名が当たり前という時代が来るなんて、第1回定演の 頃には思ってもみませんでした。新聞に駅にといろいろと宣伝をしてくれ ている効果がもちろん大きいのですが、下手な演奏だったらリピーターも つかないわけで、やはり、忙しい仕事の合間を縫って練習に参加してがん ばっているメンバーの皆さんのおかげだと思います。本当にお疲れさま、 そしてありがとう! いろいろな場所から、いろいろな縁で集まったこの楽団で、これからもい ろいろな経験をみんなでしていきましょう!Friends for Lifeとして。 まずは、定演開催のために尽力してくれた定演企画委員長の斉藤くんを はじめ定演企画委員および運営委員の方々に感謝します。今回も楽しい演 奏会になりましたね。来て下さったお客様が笑顔で帰っていく、そんな演 奏会をこれからも続けていきましょう! さて、演奏の方ですが・・・これまでと一番変わった点は、やはり木管 の厚みでしょう。特にクラとフルートの音の厚さが、TWEのサウンドの 幹を形作る重要なファクターであるということが、今回よくわかる演奏だっ たと思います(人が増えると、個々のアラが目立たなくなるという利点も ありますね(^^;)。高音等で音程の悪いところもありましたが、木管が1 つの大きな塊となって動いていたと思います。練習お疲れさまでした。 そして、チューバの3人他低音楽器のメンバーにも拍手を送りたいです。 木管が幹であるなら、これらはまさに根っこ。非常に太く厚く強い音を出 してくれたおかげで、パワーアップしたTWEサウンドをさらに厚く、そ して十分に支えてくれていたと思います。特にお手伝いの方々、ありがと うございました。あとは、やっぱりホルンですかね・・・これは違う意味 で凄かったなぁ。ちょっと荒過ぎと思うところも多々ありましたが(微妙 な言い回しだ(^^;)、六宿やジャパグラ等、ホルンが咆えなきゃ曲になら ないし、ほんとがんばってくれました(もっとハーモニーが決まったら、 もっとかっこいいと思うんだけどなぁ・・・(^^;)。 今回、名前を挙げてないパートの方々も、もちろんがんばっていたと思い ます。そういうがんばりでTWEの演奏は成り立っていますから、これか らもよろしくお願いしま〜す。 さて、私事ですが、今年度は10月に異動をして仕事が急に厳しくなり、 楽器を吹ける時間がほんとに少なくなってしまって、今回の定演は非常に 苦しくもあり、また悔しくもある演奏会でした。毎年書いているかもしれ ませんが、技術面(テクニック)においては、やはり個人の努力の積み重 ね次第です。社会人は楽器を吹ける時間が少ないです。その少ない時間を いかに有効に使って技術を磨くか?いつも自問自答しながら、少しずつで もレベルアップ出来るよう、がんばりましょう!(定演の曲をうまく演奏 する、ということだけを目標にせずに、自分の実力をレベルアップさせる ということを第1の目標にして下さい。) これからも、音楽を楽しむことを忘れずに、がんばっていきましょう! ------------------------------------------------------------------ 以上