【 2005年 産業音楽祭コメント 】

●演奏曲:The TV Detectives/ヘス作曲

<審査員 箕輪響先生のコメント>
・一人一人がよく歌っています。
・バランス的に金管が強い。
・木管はよいサウンドしています。
・リズム的な部分は良いが、歌う部分がもうひとつ。
・けだるさ、ソフトさ、のり

<審査員 山口進一郎先生のコメント>
・基本的に良いと思います。
・リズムは難しいですが、基本的に躍動感がある事が大切です。
・各ソロは大変ですが、もう少し前向きに演奏しましょう。

<客演指揮者 松井先生のコメント>

<コンマス 角田さんのコメント>
 産音お疲れさまでした。
今回は大賞を奪還できて非常に良い結果が得られたと思います。
委員長賞を頂けたのは、ちょっとラッキーな面もあったかと思いま
すが、いただける分には何も文句の言いようがありません。(^^)

 昨年大賞を逃した反省として、確実性とか安定性の不足、という
ことがありました。直前リハでritを忘れて曲が止まる、というよ
うな愚がありましたし、また走ってしまってテンポがずれて不安
だったりしました。
今年は前日になってようやくピッチが安定して、演奏のテンポもぶ
れなくなりましたね。つまり安定して自信をもって演奏できたこと
が今回の大賞のベースにあったと思います。

 委員長賞については、あまり良い言葉が思いつかないのですが、
他の団体と比べて油断が少なかったかな、という感じです。今回は
コンクールで全員敗退して1ヶ月後という、相手が気を抜くには絶
好のスケジュールで産音が開催されました。日立ソフトは個々の演
奏レベルが高くてさすがに隙ができませんでしたが、日立の方は明
らかに甘さが目立っていました。
もちろんTWEにも甘さがなかった訳ではありませんが(例えば指揮
者が「あれ、明日本番だっけ?」と前日の午後4時を過ぎて叫んだ
とか。。)相対的な油断の程度の違いで委員長賞に恵まれたかな、
と思います。

 今後に向けて。

 私たちはみんな個人の実力は大したレベルにはありません。従っ
て良い演奏をするには、合奏練習をしっかりやって合わせていくし
かありません。
気を抜いたらまた昨年の二の舞です。
来年産音に出るのであれば、今年と同じくらい細かくきっちりと練
習することが大賞を連続してとるための条件になるでしょう。

 最後になりましたが、産音曲の練習時に私のpoorな?!指揮にお付
き合いくださり、ありがとうございました。

<団内指揮者 堀内のコメント>
 産音お疲れさまでした。
情けないソロを演奏して、終了後、信じていた松井先生からは「ダ
メだったよ。銀賞だよ。」とだまされ、どよよよよ〜ん(-_-;)と
なってましたが、次点とはいえ、「委員長賞」取れちゃったんです
ね(^o^)/いえーい!
私個人的には微妙な気分ではありますが、日立の一角を崩しての受
賞は、非常に価値があります。TWEはもっと上に行けるバンドな
んです!メンバー個々人がその自覚を持って、ここまでしかやらな
い、と思っている線を、ほんの少しで良いですから越えて練習する
こと、そして、合奏行こうかな、どうしようかな、と迷う余裕があ
る人は、ちょっとがんばって合奏に参加する・・・そういったほん
の少しの「がんばり」の積み重ねで、TWEのレベルは上がってい
くと思います。(もちろん、たくさんがんばってくれたら、もっと
嬉しいですけど(^^))

 せっかく集まった"Friends for Life"なんですから、みんなで何
か良いものを少しでも多く残して行きましょう!(^o^)/

 前半のフルートのソリが、会場で厚く美しく響いた時にはビビリ
ましたよ(^^;
多少の細かいミスはあるものの、最高の演奏ではなかったでしょう
か?集中すると強い(本番に強い)、というTWEの持ち味が発揮
されましたかね? (本番に弱いのは私だけ(-_-;))

 あと、メドレーでの切り替えが下手、と言われてましたが、今回
はなかなかうまく変化したのではないでしょうか? 次にどんな曲
が来るか、演奏しているメンバーが全員、ちゃんと把握していれば、
きちっとした切り替えも可能ですね(^^)。

 今回も例年通り(いや、例年よりも悪かったかもしれません)、
普段の練習の出席率が悪く、どうなることかと思いましたが、最後
の最後で急に仕上がった感がありました。前日の松井先生練習の際
の、パート練習が結構良かったようにも思います。今後も続けたい
ですね。
 まあ、いつも言ってますが、もっと早い段階で仕上げていければ、
さらに新しい世界が見えてくる(次の段階)と思いますので、各パ
ートとも練習のペースを上げていきましょう!

 さて、最近の練習で気になるのは「音程の悪さ」です(-_-)。
個人で、チューナーを目の前に置いて、自分のアンブシュア+自分
の使っている楽器で、どの音程がどう違うか(ほんと、同じ楽器を
吹いた時でさえ、個々人で特性が違いますよね。是非自分の特性を
つかんで欲しいです)を調べることも大事ですが、やはり、合奏に
参加して、自分のパートはもちろんのこと、他の楽器との「調和」
を考えた演奏をして欲しいと思います。音程ばかりではなく、音色
やアーティキュレーション(フレーズの取り方)の「調和」もあり
ますね。

 次回定演では、普段あまり出さない、結構高い音を出さなければ
ならないパートも多いはずですから、この「調和」を考えた演奏を
心がけて下さいね。
 普段、吹き慣れていない音を出すわけですから、何もしなければ、
音程や音色が定まるはずもありません。やはり、たくさん合奏に参
加して慣れていくしかないと思います。前回の産音では「ダイナミ
クス」を課題として挙げましたが、今回はこの「調和」を課題とし
て挙げたいと思います。

 定演に向けて、がんばって行きましょう!(^o^)/おー!

以上